防犯サービス 高齢者の見守り

高齢者の見守りサービスの選び方|カメラ・センサー・訪問の違いと料金の確認ポイント

自宅でスマートフォンを操作する高齢の夫婦のイメージ写真
写真は説明用のイメージです

離れて暮らす親のことが心配でも、毎日電話できるとは限りません。「カメラを置くべき?」「ネット環境がない実家でも使える?」「見守りサービスの月額料金は?」と迷ったときは、商品を探す前に誰が、何に気づき、どう対応するかを決めることが大切です。

高齢者の見守りは「普段の様子をゆるやかに知る」「異変の通知を受ける」「緊急時に対応を依頼する」の3つを分けて考えると選びやすくなります。

※掲載画像は説明用のイメージ写真です。写真:Vitaly Gariev(Unsplash)

高齢者の見守りサービスは大きく5種類

1. 電話・アプリで連絡する方法

費用を抑えて始めやすく、本人と会話できることが強みです。一方、電話に出ない理由が分からない、連絡の負担が大きいという課題があります。まずは曜日や時間を決めて無理なく続ける方法を話し合いましょう。

2. 開閉・人感・電力などのセンサー型

玄関・冷蔵庫の開閉、室内の動き、家電使用などの情報から生活の変化を家族へ通知するタイプです。映像を撮影しないためプライバシーへの抵抗が比較的小さいことがあります。ただし、日常行動の検知は医療的な安否確認ではありません。

3. 見守りカメラ型

映像や音声で状況を確認できる反面、本人が監視されているように感じる場合があります。撮影範囲、録画の有無、閲覧できる家族の範囲を必ず話し合ってください。インターネット接続が必要なサービスも多いため、通信設備を確認します。

4. 定期訪問・配達を利用する型

担当者が直接様子を見てくれる方式です。人と話す機会につながることもありますが、訪問のない時間帯を連続的に見守るわけではありません。訪問頻度と異常時の連絡先を確認しましょう。

5. 通報・駆けつけ型

本人がボタンを押す、センサーが作動するなどの条件で連絡・対応するサービスです。必ず家族へ通知されるのか、誰が現地へ向かうのか、時間帯や追加料金はどうなるのかを契約前に確認します。すべてのサービスが救急搬送や医療判断まで対応するわけではありません。

具体的なサービス料金を比べたい方へ

公式情報を確認した見守りサービス6種類の月額・5年総額・解約条件の比較を公開しました。月額だけでなく、訪問・緊急通報・Wi-Fi不要の条件も確認できます。

見守り方法を比較する5つの基準

  1. 本人の意思:カメラを嫌がる場合はセンサー・電話から始める。本人の同意なく設置しない。
  2. 通信環境:実家にWi-Fiがあるか、携帯回線・固定回線が必要か、停電時は使えるか。
  3. 通知後の対応:アプリに通知が届くだけか、有人オペレーターや駆けつけがあるか。
  4. 費用と契約:初期費用・機器代・月額料・通信費・設置費・解約料を分けて確認。
  5. 個人情報:映像・生活履歴・緊急連絡先を誰が扱い、いつまで保存するか。

ネット環境がない家でも見守りできる?

可能な場合があります。携帯回線を利用する端末、電話回線を使うサービス、定期訪問などが候補です。ただし、「Wi-Fiがいらない」ことと「通信回線もいらない」ことは別です。携帯電波が入るか、通信料込みか、設置後の電源確保が必要かを確認してください。

室内だけで映像が見られるカメラは、離れた家族がインターネット越しに確認できない場合があります。詳しくは高齢者の見守りカメラの選び方でも整理しています。

料金を比べるときに見落としがちな費用

料金は事業者・機種・契約期間により大きく異なります。以下の項目を同じ条件で比較してください。

  • 初期費用・事務手数料・機器購入代またはレンタル代
  • 月額基本料金・携帯通信料・録画保存などのオプション
  • 設置工事・機器交換・電池交換などの追加費用
  • 緊急対応や現地駆けつけの条件と費用
  • 最低契約期間・違約金・機器返却条件

金額だけでランキングを付けず、必要な対応を受けられるかで判断しましょう。

家族で始める前のチェックリスト

  • 本人が見守りの目的と方法に納得している
  • 異常の通知を受ける人を複数決めている
  • 通知を見られない時間の代替連絡先がある
  • 近くの親族・知人など、必要時に訪問できる人を確認している
  • 緊急時は見守りサービスだけに頼らず、119番等の適切な連絡先を使う

よくある質問

Q. ひとり暮らしならカメラが一番おすすめですか?

一概にはいえません。本人が映像を見られることを望まず、生活パターンの変化を知りたいだけならセンサー型や定期電話の方が合うこともあります。

Q. 自治体の補助制度はありますか?

自治体ごとに対象者、機器、見守り事業の有無が異なります。「自治体名+高齢者 見守り」で自治体公式サイトを確認し、地域包括支援センターにも相談してみてください。全国共通の一律補助があるとは限りません。

Q. 転倒や急病を自動で発見できますか?

すべての機器で可能ではありません。検知対象、誤検知、通信障害時の動作、通知の到達時間はサービスごとに異なります。緊急通報の代替にはしないでください。

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参考情報

-防犯サービス, 高齢者の見守り